オーディオ
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◆フロントとリアモニターで別々の映像を

オーディオ・ヴィジュアル(AV)の充実
車内TVモニターは、ファミリーカー各メーカーのミニバンでもかなり普及しているオプションのひとつですがキャンピングカーや車中泊カーではなおさら車内で過ごす時間も多くなることからセカンドシートの前部にTVモニターを設置したくなります。居住性能の高いキャンピングカーでは、スピーカーシステムとの連動で迫力ある映像を楽しむのも車内で過ごす楽しみの一つです。

また、カーナビの導入は車を購入する場合の必須条件のようになってきましたので、メーカー各社とも非常に優秀な性能のカーナビを廉価に提供するようになり、機能に差がなくなってきました。ところが最近、従来とはまったくコンセプトの異なる製品も登場してきました。それが、三菱電機のオーディオナビシステム「DIATONE SOUND.NAVI」のような、徹底的に音質・音響にこだわったカーナビです。運転中の音の善し悪しによって、ドライブの楽しさも大きく変わりますし、車中泊をしながら「いつもの音楽がまったく違って聴こえる」体験を満喫したいものです。キャンピングカーの極上空間を手に入れたならば、サウンドにも贅沢をしてみたい…。夢は膨らむばかりですね。

■リヤのフリップダウン式モニター

セカンドシート前の頭上にフリップダウン式モニター(通常は天井面に格納してある画面表示装置〈フリップ〉を見たいときだけ開く方式のモニター)を設置して、映像を楽しむシステムを取り付けました。Kworksでは、アルパイン社など国産一流メーカー製からリーズナブルな輸入品まで多彩なAVを取り揃えてますし、自分の好みをカスタムして取り付けることができます。フリップダウン式モニターを取り付けることにより下記のような魅力があります。
(1)リーズナブルタイプ(10.4型) LEDバックライトによる省電力が魅力
(2)大型タイプ(大画面16型) 映画などを迫力画面で楽しめる
(3)メーカー品にこだわる(アルパイン製10.4型など)フィット感があり引き締まります。

リンクケーブルを使って、フロントモニター(ナビ本体)とリモコンで連動させれば、次のような映像の連動パターンを楽しめます。
・フロントモニター(ナビ)×リヤモニター(ビデオ)
・フロントモニター(ナビ)×リヤモニター(ナビ)
・フロントモニター(ビデオ)×リヤモニター(ビデオ)
・フロントモニター(ビデオ)×リヤモニター(ナビ)

意外に知られていませんが、16型の市販テレビも設置可能らしく大きな画面をご家族で楽しめます。既存の11型のモニター画面よりも、30%ほど廉価に設置できるらしく魅力です。国産有名メーカーの液晶TVの取り付けをすべきか悩みましたが、価格重視でドウシシャというメーカーの16型のTVを取り付けました。購入して3年以上たちますが特段問題なく役に立っています(2020年4月11日更新)

■遮光ロールスクリーンの設置も
モニター画面に外光が写りこんで見えにくいことがありますので、対策として窓隠しの遮光ロールスクリーンも取り付けできます。巻き上げ式なので映像画面を見ない場合は、スクリーンをロールに巻き取っておくことができます。今回は予算の都合上見合わせとなりました。これは必要ないと思います。普段乗るとき後ろの席は子供たちがメインで利用するので親は見ることができません。

■スピーカーシステム導入について
最近は、車内をオーディオ・ルームのように変えてしまうサウンド・システムも開発されるようになりました。よく知られているのは、BOSEが、デッキ、アンプ、スピーカーと全てシステム化してユニットで売り出しているカーオーディオです。ただ、車種ごとに音響環境が異なるために、その車種に合わせたセッティングをしており、スピーカーだけ、デッキだけを交換する…ということはできません。いくらBOSEという有名メーカーのオーディオでも、車載環境が合わなければ、「あれっ?」と期待を裏切られる音響にがっかりする場合もあります。

デッキを装着するために純正品を外して加工できたとしても、統一されたインテリアが崩れてしまうことが多いものです。さらに、純正デッキはエアコンのコントロール機能とも連動していますので、外す事は不可能です。無理矢理外してエアコンのコントロールができなくなれば、車としての機能が損なわれます。

年々車両側の電気系統は基盤化されていますので、配線加工で対応できる範囲を超えている場合が多くなっています。また、スピーカーを設置する場合も、音響を支える「スピーカーボックス」が基本的にない状態でピラーやドアに取り付けるわけですから、よく造りこまれた車載専用の高級スピーカーでもないかぎり、劇的な音響変化を期待できるものではありません。

まず考慮すべきは、車あってのカーオーディオだということです。生半可にオーディオに凝るあまり、車本来がもっていた使い勝手の良さ、機能、統一デザインを損なってまで複雑なオーディオ・システムを導入するのはリスクを大きくしてしまいます。

DKwagoncustomへの装備は

今回取り付けたオーディオはアルパインのナビ(車種別専用設計・ハイエース専用)+リアモニターはドウシシャ製の16型、スピーカーは純正からNAKAMICHIへ変更。素人でも違うスピーカーからでる音の違いにうっとりしました。一つ難点を上げるとしたらリアスピーカーを3列目の横掛けシートの足元に取り付けたのですがリアをフルフラットにするとスピーカーが隠れてしまいせっかくの音が隠されてしまうことです。もし移設するなら二列目上部、または最後尾バックドアピラーに取り付けるべきでした。これは購入する前に考慮しておくとよいとおもいます。スピーカーを増設するのにお金をかけてカーショップに依頼しても良いですが、自分でカスタムすることもできますがこれにはかなり労力がかかります。オーディオはずして配線をリアまで引っ張らないといけないので慣れない人が作業すると時間がかかりますのでよく考えて、2列目3列目に必要なら購入時に取り付けるべきです。

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